- ホーム>
- ドクターズインタビュー
院長インタビュー
“日本めまい平衡医学会認定
めまい相談医”
専門的なめまいの診断・治療を
行っています
入野医院の院長に就任された経緯は?
初代院長である私の祖父が、今の場所から100mほど離れた場所で1943年に開業したのが、入野医院の歴史の始まりです。
その後、伯父が受け継ぎ、2009年10月より私が3代目の院長に就任しました。
入野医院の診療の特徴として“めまいの治療”がありますが、当時から注力されていたのですか?
伯父の時代からめまいの治療には力を入れていて、私が“日本めまい平衡医学会認定めまい相談医”の資格を取得するなど、めまいの治療を専門的に行うようになったのは、伯父の影響が大きいです。
めまいは、脳外科の領域に属するめまいと、耳鼻咽喉科の領域に属するめまいに大きく分けられますが、そのどちらにも属さないめまいもたくさんあり、循環器の領域にもまたがる“総合的な視点”でめまいを診るという診療に興味を持ち、力を入れて取り組むようになりました。
医師になられたのは、ご家族の影響が大きいですか?
伯父ももちろんですが、特に祖父の影響が大きいです。
「船に乗って、世界中をまわりたい」という夢を持っていたこともあったので、「航海士もいいな」と考えたこともありましたが、高校生になって進路を考える段階で、「どの道へ進もうか?」となった時、自然と祖父と同じ“医師の道”が頭に浮かびました。
“患者様に寄り添う”
丁寧に問診して安心・
信頼に繋げる
入野医院の診療理念は?
当院の理念は、
- 安心できる先進医療の提供
- 地域社会への貢献
- 高度医療の探求
の3つを柱としていて、さらに基本方針として、
- 信頼を大切に、安心できる医療を提供します
- 迅速かつ正確な診断、的確な治療、および確実なフォローアップを目指します
- 病診・診診連携を強め地域医療に貢献します
- 専門職としての自己啓発に努めます
- 職員すべてが真心の医療サービスに努めます
ということを掲げています。
これらの理念・基本方針を実践するために、積極的に学会に参加するなどして、知識・技術に磨きをかけています。
めまいの相談も含めて、患者様とお話しする時に大切に考えていることは?
“患者様に寄り添う”“患者様の立場になって考える”ということを大切にしています。
例えば、めまいの相談だとプライベートなことや、ストレスに関わることもおうかがいしなければいけない場合があります。
その時、涙を流しながらお話しになる方もおられて、少しでもそうした方の力になれればという思いで、親身になってお話をお聞きしています。
めまいの場合、脳神経内科・外科、また心療内科を受診しても原因がわからず、一人で悩み続けている方がたくさんいらっしゃいます。
具体的な検査・治療も重要ですが、検査して「異常なし」だけでは納得できませんので、まずはゆっくりとお話を聞き、安心・信頼に繋げることが大事だと考えています。
患者様とお話しすることが、診断に繋がるケースも?
もちろん、あります。
「どういう時にめまいが起こったのか?」ということを詳しくおうかかがいしているうちに、「もしかすると、こういうことが引き金になっているのかもしれない」と気づき、「では、このような対策を講じましょう」と提案できる場合があります。
めまいは千差万別で、典型的なもの以外にも様々な症状がありますので、“お一人おひとりの話を丁寧に聞く”という問診は非常に重要となります。
各科の専門医が在籍
様々な症状・疾患を総合的に診療
めまいの治療もそうですが、入野医院の診療の特徴は?
当院には各科の専門医が在籍していて、内科、循環器内科、脳神経外科・内科、糖尿病外来、耳鼻咽喉科、眼科、婦人科・乳がん検診、各種健康診断・検診と、総合的な診療を行える体制にあります。
各科の先生方は、先代から引き続き診療を行ってくださっている方ばかりで、“入野医院の歴史”そのものと言うべき存在です。
いずれの先生もその道のプロフェッショナルで、そうした先生方と連携して、めまいに限らず、様々な疾患を診させていただきますので、お困りの症状がございましたらお気軽に入野医院へご相談ください。