めまいの原因|
MR病

MR病

磁場を利用したMRと、エックス線を利用したCTとのふたつの検査所見のズレは、けっして軽視できないもので、今後、脳の病気の謎を解くための、大きなヒントを与えてくれています。

この原理の差を無視することは、将来、病気を考えるときの大きな落とし穴をつくってしまうことも忘れてはなりません。 多くの白質病変に対応した異常は、CTでは見られないことです。CTで映らないでMRで映ること自体を重視すべきです。

わかりやすいたとえでいえば、CTは比較的実際の解剖所見とよく一致しますが、MRで見つかった病気は、手術や解剖の所見とは必ずしも一致しません。
MRで脳腫瘍と診断して手術したら”何もない”ということがあるはずです。

MRで見つかった脳腫瘍が、手術しないで様子を見ていたらなくなったという類のうわさ話もこの種のものです。 このように、MRでは病気の状態がよりわかりやすくなるといわれていますが、その反面、別の病気を見ている可能性のあることに注意が必要です。

たとえば、MRで見られる病変としては、白質病変以外に、前頭葉萎縮(いしゅく)として表現される病変があります。萎縮とすれば脳の変化のようにとられがちですが、ちょっと話が合いません。
二十歳、三十歳にも見られ、けっして老人だけとはいえません。

前頭葉の部分に水分が多いようにMRで映りますが、これが老化にともなうような本当の萎縮か、あるいは本当に水分がたまっているのか、はっきりしません。

脳全体が老化や萎縮している様子もありません。 脳の中で脳脊髄液が、何かの理由で、移動して集まっているというか、脳が沈み込んでいるというように思われてなりません。

同じようなことは脊髄の神経のMRにも見られます。 このことに関する研究は、これからの課題でしょう。

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